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≪送料込≫江戸鼈甲謹製 べっ甲耳かき

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カメの甲羅の柔軟性がみみに入れたときに心地いい
装飾性と希少性の秀でた逸品、手に馴染みべっ甲職人の渾身の一品

■歴史と伝統を受け継ぎ、代を重ねる毎に磨かれてきた進化した「江戸べっ甲」の世界。べっ甲職人が作り出す数々の珠玉の名品は、父から受け継ぎ、伝統を重視しながらも、自らの独自性を組み入れながら制作する現代のべっ甲アーティストと呼ぶにふさわしい作品に仕上がっている。その作品は常識にとらわれず、様々な素材をべっ甲に組み込むことで完成される。緻密な作業工程を繰り返し作られる作品には「命の灯火」が宿ったような深い味わいを感じさせずにはいられない。べっ甲細工は、厚みがあるほど価値が高まり。その厚みは熟練した職人の技術と手間を使って初めて出せるのだそうだ。今や希少価値が年々高まるべっ甲。わずか数ミリしかない素材を1枚1枚丹念に磨き、水・熱・圧力を加えて張り合わせ、徐々に厚みを出す、伝統的な工程はどの角度から見ても透明感が際立った独特の美しさを醸し出す。

■鼈甲の歴史と希少性
南方の海域やカリブ海、インド洋に生息するウミガメの一種「タイマイ」。その甲羅や爪を加工、細工した装飾品が鼈甲細工です。日本における鼈甲の歴史は古く、聖徳太子が小野妹子を「隋」につかわしてタイマイをもたらした頃に遡り、東大寺正倉院には鼈甲を使った宝物が多数納められています。中国で生まれた鼈甲細工の技法がポルトガルに入り、江戸時代に日本が鎖国したことにより、鼈甲の原料や加工技術が長崎に伝わりました。当時「亀」は長寿の印として重宝され、各地の大名たちは「櫛」や「かんざし」などの鼈甲細工を愛用。1665年には長崎出島オランダ商館長が徳川家に鼈甲を献上。久能山東照宮には「徳川家康の眼鏡」とされる宝物が所蔵されています。そのような歴史を誇りながらも、現在はワシントン条約によってタイマイの貿易が禁止され、日本では1992年限りで輸入が禁止。鼈甲細工は禁止前に確保した原料で作るしかない大変希少な工芸品です。

素材:べっ甲
サイズ:全長93×幅5×厚さ2.5mm (約)1.5g 
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